■自動平盤打抜機

形     式 PMFW-1611 PMFW-1285
用 途 範 囲 段ボール 1〜8mm厚、(A・B・C・AB各)フルート、合紙
最大用紙寸 1,620×1,100mm 1,250×850mm
最小用紙寸 600×400mm 450×360mm
最 高 速 度 4,200枚/時間(70枚/分) 4,200枚/時間(70枚/分)
最大打抜寸 1,600×1,075mm 1,239×830mm
最大木型寸 1,760×1,135mm 1,380×900mm
最小木型寸 620×530mm 550×500mm
最高打抜圧 200t 180t
所 要 電 力 32.9kw 20.2kw
シートくわえ巾 15mm(±3mm) 15mm(±3mm)
機 械 寸 法 12,740(L)×5,130(W)×2,485(H) 10,100(L)×4,330(W)×2,125(H)
機械総重 45t 25t
[概要図]

1台2役で「多品種・少量生産」を実現!「Just in Time」の発想で大きな価値を。

1次給紙ユニット
機内へシートを1枚ずつ送り込む場所です。
強力なサクションブロワーによって吸引し、独自の形状をした「送りコロ」で
フィードロールまで反りのあるシートも確実に搬送します。
2次給紙ユニット
シートをグリッパーバーに掴ませる場所です。
フィードロールを通過したシートを見当まで搬送します。
見当には前見当と横見当があり、前見当はシートの前後方向を、横見当は幅方向を合わせます。印刷シートなどの抜き位置調整はこの両見当で調整します。

又、光電センサーによる見当不良を検出しています。
プレスユニット
抜型をセットし打ち抜く場所です。
木型固定用チェスを使用していません。抜型を直接固定する方法で一切工具が必要ありません。又、プレスユニットには高級鋳物を使用しており耐久性に優れており、熱膨張による形状変化や抜きムラも最小限に抑えます。
オス型落丁ユニット
シート内部の屑を落とす場所です。
最大の特徴でもある落丁方式です。通常、製品寸法とほぼ同じ大きさの落丁木型を製作しますが、ここでは必要最低限の落丁木型をセットします。しかも雄木型のみです。雌木型の代わりになる受け板を装置に組み込んでおり、その位置を移動することができ、さまざまな製品の屑落丁にも対応しています。
バイブレーションユニット
オス型落丁ユニットで落とせなかった内部の屑や
製品周辺の屑を落とす場所です。
ここではバイブレーションベルトにて屑落丁を行いますので、木型などを製作する必要がありません。製品によっては内部や周りの屑落丁もバイブレーションユニットのみで可能です。雄落丁木型の製作も必要ない場合があります。バイブレーションベルトの強弱調整も可能です。
ホッパーユニット
グリッパーバーからグリッパーマージンと製品を切り離す場所です。
切り離しを行う為の製品形状に合ったハンマー木型を機械内部に入る事がなく簡単にセットできます。グリッパーマージンは自動的に100mm程度にカットされ機外に排出されます。
製品払出ユニット
製品シートを機外に搬送する場所です。
打抜き、屑落丁をした製品を予め設定してある枚数で機外へ搬送します。ここで製品に不具合がある場合は給紙停止の操作を行う事ができ、ロスシートを削除せきます。

[特長]
唯一無二の発想と技術をIt’s MIKAWA QUALITY.

1. 給紙部には弊社従来機にて実績のあるリードエッジフィーダーを引き続き採用。 反りのあるシートも確実に給紙します。

2. シートの搬送には、新開発の「グリッパーバー」が行います。(米国特許取得済)
給紙部からハンマー部までシートを確実にグリップして搬送し、高い見当精度及び高速運転を実現。
また、プレス部においては、弊社従来機のスクレパーバー同様、打抜き後に発生したカスを確実に払い出します。

3. プレス部の基本構造は、長年の経験と実績のある弊社従来機(MAP機、SAP機)と同じです。
海外の3交代24時間稼動のお客様よりも高い評価を得ています。

4. 打抜き木型は、弊社従来機(SAPV機)と互換性があります。

5. カス落しは、バイブレーション方式とオス・メス木型方式の二つのユニットを搭載。
コストゼロのバイブレーションユニットと完全カス落しのオス・メス木型ユニットの同時使用、
又は各ユニットの単独使用が可能。製品の形状及びロット数に応じて最適な組合せが出来ます。カス残量ゼロが
要求される食品ケースや大ロットケースには、オス・メス木型を製作し、完全カス落し及び高速運転を行い、
小ロットケースには、オス・メス木型を製作せずに、バイブレーションユニットのみを使用し、低コスト及び
短時間セットアップ運転を行う等、色々な製品に柔軟に対応します。

6. カス落しバイブレーションユニットは、アバンス21用に新開発。
弊社従来機のバイブレーションコンベアーとは違い、今回のバイブレーションベルトには、シートの搬送機能がない為
(シートの搬送は、フロントグリップ&スイーパーバーにて行われます。)、ベルトと製品の間にカスが挟まり、
カスが最終製品についてくることがありません。また、カス落しは、シートを一時停止させた状態で行う為に、
短い距離の中で効率の良いカス落しを実現しました。さらに、面倒なベルト位置の調整も不要です。

7. 仕切ケース等に対して、外回りカス落しは、バイブレーションユニットにて行い、内部カス落しは、
低価格の簡易オス・メス木型にて行うなど、2つのカス落しユニットの長所を生かした運転が可能。

8. カス落しユニットは、お客様の要望があれば、バイブレーション方式単ユニットの搭載も可能です
完全カス落しを必要としないお客様には、省スペース、低価格の魅力的な機械になります。

※上記製品につきましては、予告なく仕様変更される場合がございますので、予めご了承お願いします。